ブックタイトル長岡の大花火 ’12 オフィシャルガイドブック

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概要

長岡の大花火 ’12 オフィシャルガイドブック

誰よりも早く、最後までまつりと携わる清掃ボランティアで長岡まつりに貢献花火大会の安全を最優先! この声抜きには始まらない!T h e f r i e n d s w h o s u p p o r t i n t h e s h a d e長岡市内の中学生の皆さん自ら誰かの役に立ちたい打ち上げ開始でございます両日100名以上の職員が持ち場に待機長岡消防署安全な会場づくりは使命打ち上げ開始でございます。2日間で80万人以上の観光客が訪れる長岡花火大会では長岡消防署も特別配置。2交替制で職員は対応する。「家族や恋人と花火を見れないのは残念だが、それでも事故が起こらず無事に花火が終わる事がこの仕事のやりがい」と警備係長の草間さんは語る。花火MC 小林真弓さんイベントの司会業、式典司会、ナレーターの仕事を中心に活躍。11年前から長岡花火のMCを担当し、透き通るような声で長岡花火を盛り上げる。おなじみ「打ち上げ開始でございます」のフレーズは長岡花火になくてはならない存在。まつりを終えた花火会場は想像以上にゴミが落ちており、毎年長岡市内の中学校ではゴミ拾いの清掃ボランティアを実施している。今回は長岡市立東中学校のエコボランティア委員会に所属する、鷲尾範子さん(左)と薄田里歩さん(右)にお話を伺った。株式会社松田組主にまつり会場の通路安全柵等の設置を担当し、もはや長岡花火の会場づくりになくてはならない存在。現在は代表取締役の松田義幸さんを筆頭に、安心・安全をなにより最優先に考え、祭りの成功を支えてくれています。 私たち東中学校では、全校生徒がこの清掃ボランティアに関わっています。落ちているゴミはビールの缶や、コンビニの袋、たばこなどさまざま。早朝からの作業は大変ですが、地域の方ともあいさつを交わすことや、最後にパンパンになったゴミ袋をみると本当に気持ちがいいです。また地域の方から感謝の言葉をいただいた時は、やってよかったなあという気持ちになります。 今年は3年生ということもあり中学生活最後の清掃ボランティアとなりますが、私たちの姿勢を後輩に引き継いでいきたいと思います。清掃後は、普段の長岡よりもっときれいになるように頑張りたいです。 ナレーションでは、フェニックス花火の復興への想いや各企業様の想いを忠実に伝えられるよう心がけています。中でもメッセージ花火が一番照れますね。例えば、「結婚しよう」、「愛している」などのプロポーズ。気持ちをグッと込めないと恥ずかしくなっちゃいますので。 長岡花火と言えばおなじみの「打ち上げ開始でございます」というフレーズ。これは他の地域にはない言葉で、私も子どもの頃よく真似していました。 今年は映画の題材として取り上げられた事もあり、例年以上の盛り上がりを感じています。皆さんの熱い思いを伝えられるようにがんばりますので、花火はもちろんナレーションにも注目して下さいね。 この仕事に関わるようになったのは私の先々代からです。毎年この会場設営の様子をみて、長岡の皆さんは、「ああもうすぐ長岡まつりの時期だなあ」なんて感じると思います。昔は通路安全柵の設営の他に、煙火台やトイレの設置、祭り終了後のゴミ拾いまでしていました。この仕事は嬉しくもあり、厳しくもあり、時には逃げたくもなります。だってせっかくのまつりで怪我や事故が起きれば台無しですから、責任重大です。だから柵に巻くハリガネひとつとっても、多少の手間は惜しまず安全な巻き方を優先し、作業するように心がけています。 昨年の豪雨の際には、被害に遭った花火会場の復旧にも尽力しました。安全管理には日頃から十分に注意していますが、このような追加工事にも対応できるよう、常に段取りは考えています。 毎年無事に花火を開催することが私たちの一番の使命ですから、祭りが終わる頃には誰より一番ほっとしているかもしれませんね。 長生橋上流から大手大橋下流まで右岸と左岸の各ポイントに隊員100名以上を配置しています。 主な業務は傷病者への対応で、AEDを配置している箇所もあります。また、右岸運動公園近くに水難警備隊も待機しています。これは万が一、屋形船から人が落ちた時にボートでいつでも救助に行けるようにするためです。事故が起きてしまっては、せっかくの花火大会も台無しです。我々はもしものために待機していますが、皆様一人ひとりの心がけが大切です。 長岡花火を安全に観覧していただくためにも、ルールを守って楽しんでください。6 2 6 1