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長岡まつり大花火大会を「より」楽しむためのマメ知識

2025.07.17

長岡まつり大花火大会の意義をしっておくと、さらに深く楽しめます。

毎年華やかに繰り広げられる「長岡まつり」。
その起源は、長岡の歴史に刻み込まれた、最も痛ましい、あの夏にあります。

昭和20年8月1日。午後10時30分から1時間40分の間にわたって長岡の市街地は爆撃され、1480余名の尊い命が失われました。

大会の冒頭に上がる慰霊の花火、「白菊」。
わたしたちは、この白菊を慰霊の想いを込めて長岡の空に手向けています。

8/1の午後10時30分と、花火大会両日の冒頭に「白菊」は打ち上がります。
冒頭の「白菊」はしんみりと。プログラムNO.1からは「思いっきり」花火大会を楽しんでください!

慰霊の花火「白菊」

花火前のファンファーレ!豆知識を入れてもっと楽しもう!

長岡まつり大花火大会のスターマインにはいくつか種類があります。中でもベスビアス超大型スターマイン超大型スーパーベスビアスは特に大型のスターマインで、打上げアナウンス前にファンファーレが鳴ります。

花火プログラムをよくご覧いただくと、その他にも超大型ワイドスターマイン超大型ミラクルスターマインと呼ばれる名物花火や、会社の○○周年のために打ち上げる「周年花火」という種類があり、これら花火の打ち上げ前にもファンファーレが鳴ります。

「あっ!ファンファーレが鳴ったよ!」「このファンファーレは、、!」と、楽しみ方も様々。
ぜひ事前にチェックしてください。

【ベスビアス超大型スターマイン】

【超大型スーパーベスビアス】

【名物花火】

【周年花火】

花火前のファンファーレ

名物花火

両日とも「超大型ワイドスターマイン」「超大型ミラクルスターマイン」「正三尺玉(しょうさんじゃくだま)」が打ちあがりますが、私たちはこの3つを「名物花火」と呼んでいます。

これらの花火は、長岡の花火大会を代表する大型花火で、多くの長岡花火ファンから親しまれています。全て地元企業がスポンサーで、思いがぎっしりと花火に込められています。
超大型ワイドスターマインはカラフルな5色を基調とした「牡丹」と呼ばれる花火を中心に、短時間にバンバンバンッと長岡花火が空を乱舞します!その色、音、すべてにご注目ください。

超大型ワイドスターマイン

そして超大型ミラクルスターマイン。2日は「キレイに真っ白に」という思い、3日は企業カラーのブルーとグリーンを主体とした「アッ!」と驚くスケールで打ち上がる花火です。ミラクルスターマインでしか表現できない「打ち上げ方法」が組み込まれています。ご覧いただく皆さんからお気づきいただけるでしょうか…?

超大型ミラクルスターマイン

最後にご紹介するのは「正三尺玉」。8/2は計2発、8/3は計4発。正三尺玉はファンファーレのほか、お馴染みとなっているサイレンも!
正三尺玉は、直径90cm、重さ約300kg。ドスンという音とともに、上空650mまで一気に打ちあがります。

正三尺玉

復興祈願花火フェニックス

フェニックス花火は、2004年10月23日に発生した中越大震災に負けず復興を祈願し、そして全国からいただいた皆様からの支援に感謝を伝えるために、「世界一の誇れるような壮大な花火を打ち上げたい」という、市民の想いからスタートしたもので、今年で20年を迎えます。

多くの皆様から支えられ、打ち上げられているフェニックス花火。
開花幅約2キロに渡って打ち上げられるスターマインの中に、大空に羽ばたくフェニックスを模した型物花火が打ち上がります。フェニックスは「黄金」を基調としていますが、昨今ではその中の一羽に「青いフェニックスがいる!」という目撃情報が寄せられています。
「幸せの青い鳥なのではないか?」「見つけたら幸せになるって!」といった話も。
今年は飛ぶのでしょうか…ぜひ探してみてください!

復興祈願花火フェニックスの青い鳥